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           ライトフライ級 黒田雅之選手   東日本新人王獲得! 

5度目の初回KO劇!黒田132秒殺

12月18日10時57分配信 デイリースポーツ

ボクシングの第53回全日本新人王決勝戦は17日、東京・後楽園ホールで11階級(不戦勝を含む)を行い、ライトフライ級東軍の黒田雅之(20)=新田=が、西軍の山本剛詞(21)=守口東郷=を1回KOで破り、MVPを獲得した。1回に2度のダウンを奪っての完勝で、新田ジムから初の全日本新人王が誕生した。東西対抗は東軍が7勝3敗1分で東軍に軍配が上がり、通算では東軍の43勝5敗5分となった。
 東軍のトップバッターを務めた黒田が、132秒KO劇で栄冠を勝ち取った。パワーを武器に8連勝と波に乗る山本と打ち合った。最初に左フックでダウンを奪うと、この日のために開発した左右のアッパーも繰り出して揺さぶりをかけた。最後は相手のパンチの振り下ろしにタイミングを合わせ、右フックを突き刺してキャンバスに沈めた。
 小学1年生から中学3年生まで剣道(2段)で鍛えた腕っ節で鮮やかな“一本勝ち”。KO勝利は技能賞に輝いた東日本決勝に続いて6度目で、初回決着はなんと5度目だ。ハードパンチャーの本領発揮の頂点制覇に「2度目は手が痛いくらい手ごたえがあった。技術的なことは反省点が多いが、勝って結果を残せたことがうれしい」と、笑みがこぼれた。
師匠超えた!! 高校1年でボクシングに転身。元東洋太平洋バンタム級王者の新田渉世会長が2003年2月に開設したジムに第1期生として入門した。ジム初の全日本新人王誕生に同会長は「自分も取れなかったし、うれしい」と感激。ご褒美に伊豆の1泊旅行をプレゼントした。
 静岡県下田には、高1の秋に血液がんで他界した父佳彦さん(享年46)の墓がある。クリスマスの25日に母良枝さんと出掛ける予定で、うれしいV報告ができる。「頑張れ。やるんなら、ちゃんとやれ」が父の遺言で、その約束も果たせた。
 登竜門で師匠超えをやってのけLフライ級の新星となった20歳。「最終的には世界チャンピオンになりたい」、次は会長の持っていた東洋太平洋王座を抜く世界戴冠を目指す。


2006.12.17 試合・授賞式の模様です!

    
 
                    


           

                                       撮影 写心家 山口裕朗 氏